メンタルがもたらす最高のパフォーマンス~水泳~

   2017/06/19

こんにちは!
 
 

東京個人水泳教室〜WAVE〜代表の塩月智博です。
 
 

今日は競泳者に向けて、
 
 

大会で
 
 
 
 

最高のパフォーマンスを出せるメンタルトレーニングについて
 
 
 
 

の記事を書いていきます。
 
 

競技そのものの体力や
 
 

技術の向上がベストに繋がるのはもちろんですが、
 
 

このメンタルトレーニングを取り組むことにより
 
 

更に最高のパフォーマンス
 
 

発揮することが可能になります。
 
 

水泳によるメンタルトレーニングや
 
 

大会に向けての調整について、
 
 
 
 

私の知る限りを書いていきますので
 
 
 
 

今回も是非!チェックしてみて下さい。
 
 

水泳におけるメンタルトレーニング

私が経験してきた競泳人生の中で
 
 

メンタルトレーニングは、
 
 

水中トレーニングや陸上トレーニング、
 
 

ケアや食生活と同じくらい
 
 

重要なものでした。
 
 

このメンタルトレーニングは、
 
 

取り組む取り組まないで
 
 
 
 

レースの結果が変わってしまうほど競技を左右
 
 
 
 

します。
 
 

では私がこれまでに取り組んできた
 
 

メンタルトレーニングは
 
 

どのようなものだったのか。
 
 

自宅でも毎日簡単
 
 

こなせるものを紹介していきますので、
 
 

今日から是非取り組んで欲しいです!
 
 

目標を明確に設定する

目標設定がメンタルトレーニング?
 
 

と思う方もいると思います。
 
 

ですがメンタルトレーニングをする前に
 
 

目標を明確に設定していないと、
 
 

ゴールに向けてのビジョンが描けません。
 
 

目標は漠然としてではなく、
 
 

できるだけ詳細に立てて頂きたい。
 
 

全国大会に出場したい!
 
 

という目標ではなく、
 
 

全国大会に出場するために
 
 

練習では何秒を出し、
 
 

それまでの大会では何秒を出しておく!
 
 

そのためには何をすればいいのか?
 
 

といったように。
 
 

これからメンタルトレーニングを始めていく上で
 
 

この目標設定は
 
 

必ず必要になります。
 
 

明確な目標設定がまだな方は、
 
 

ノートやメモに書き記しておきましょう。
 
 

集中力を高める

みなさんは、
 
 

ゾーンという言葉を
 
 

耳にしたことがありますか?
 
 

最近は良く聞く言葉で、
 
 

一流のスポーツ選手が
 
 

集中力の極限に入った時に、
 
 

人やものがスローモーション
 
 

に感じるというものです。
 
 

スポーツ選手がゾーンに入っている時、
 
 

これまでにないほどの結果が出たり、
 
 

力を発揮することができます。
 
 

私はこれまでの競泳人生で数回、
 
 

このゾーンに似たものを
 
 

経験したことがありますが、
 
 

いずれも大ベストを出しています。
 
 

ゾーンは集中力の極限ですが、
 
 

この集中力を高めるということにより
 
 

最高のパフォーマンスを発揮
 
 

することが可能になるのです。
 
 

私が現役時代にしていた
 
 

集中力を高めるトレーニング
 
 
 
 

たった2つだけです。
 
 
 
 

1つは、
 
 

毎日の練習でここぞ!
 
 

というメニューの時は
 
 

特に集中して練習に取り組むことです。
 
 

もちろん、
 
 

全てのメニューに対してしっかりと取り組むのですが、
 
 

最も大事なメニュー(メインメニュー)の時は
 
 

特に集中して取り組むのです。
 
 

これにより、
 
 

レース等の大切な場面で
 
 

高い集中力を発揮
 
 

することができます。
 
 

2つ目は、
 
 

ダッシュやダイブ(25メートルや50メートルのタイム測定をするメニュー)
 
 

などのタイム測定をする前に、
 
 

自分の体の感覚に注意を向ける
 
 

ということです。
 
 

目をつむり、
 
 

自分の手足の感覚や重心がどこにあるか
 
 

を感じるのです。
 
 

これをするだけで集中力は高まります
 
 

タイムも安定します。
 
 

私のルーティンの1つ
 
 

でもあるのですが、
 
 

このルーティンを作ることにより
 
 

集中力は高まります。
 
 

みなさんも自分にあった
 
 

集中力の高め方を色々と試し、
 
 

1つのルーティンを作ってみて下さい。
 
 
 
 

今後のレースの結果が変わってくるでしょう。
 
 
 
 

リラクゼーショントレーニング

大会前日や当日、
 
 

過度の緊張
 
 

不安により
 
 

レースで思うような結果を出せない。
 
 

競泳をしている方では
 
 

誰しもが経験することだと思います。
 
 

このリラクゼーショントレーニングでは
 
 

レース前の過度の緊張や不安を軽減し、
 
 

よりよいパフォーマンスへと導くものです。
 
 

私が取り組んでいた
 
 

リラクゼーショントレーニングは
 
 

とてもシンプルなものなので、
 
 

自宅でも簡単にできます。
 
 

それは
 
 

手や足などそれぞれの部位に合わせて
 
 

力を入れる、力を抜く
 
 

といった動作を
 
 

3〜5回ほど
 
 

繰り返すというものです。
 
 

例えば腕をリラックスさせたい場合、
 
 

息を吸いながら両手のコブシを握ります。
 
 

そして
 
 

深く息を吐くと同時に力を抜くのです。
 
 

これをするだけで
 
 

リラックスさせたい部位がリラックス状態に近づく
 
 

ので、
 
 

過度の緊張によりなかなか結果が出せない人は
 
 

日頃から取り組んでみて下さい。
 
 

イメージトレーニング

私が現役時代、
 
 

特に意識して取り組んでいたのが
 
 

このイメージトレーニングです。
 
 

イメージトレーニングというと、
 
 

レースで自分がベストを出した姿や
 
 

泳いでいる場面を漠然とイメージするといった
 
 

トレーニングをされている方が多いかと思います。
 
 

これは間違いではありませんが、
 
 

不十分です。
 
 

今から私がしていたイメージトレーニングを
 
 

全て書いていきますので
 
 

参考にしてみて下さい。
 
 

まず、
 
 

イメージに入る前に
 
 

リラックス
 
 

した状態を作って下さい。
 
 

良いイメージを心に埋め込むためには
 
 

リラックスした状態は欠かせません
 
 

リラックス状態ができれば
 
 

そこからイメージトレーニングに入っていきます。
 
 

イメージするのは、
 
 

レース前の招集所で何をするか
 
 

レース直前までどんな格好をしていてどんなストレッチや思考をしているか
 
 

レース中のストローク数や水の感覚はどうか
 
 

実際にスタートと同時に目をつむったままタイムを計りイメージとタイムがリンクしているか
 
 

ゴール後の自分の息の上がり方や感情はどうか
 
 

などです。
 
 

その他に、
 
 

レース会場の雰囲気もイメージ
 
 

できているとなお良いです。
 
 

このように、
 
 

イメージトレーニングをする際は
 
 
 
 

より鮮明でより詳しいイメージをしてください。
 
 
 
 

そうすることにより、
 
 

本番の緊張が和らいだり
 
 

必要以上のことをしたり考えたりしなくても良いのです。
 
 

また、
 
 

脳に強いイメージ
 
 

を焼き付けることにより
 
 

自分自身もイメージに近づいていきます。
 
 

いきなり全てをイメージするのは難しいです。
 
 

少しずつでいいのでイメージを大きく、
 
 

より鮮明に描いて行きましょう!
 
 

まとめ

今回は私自身が取り組んできた
 
 

メンタルトレーニングについての記事を書きましたが
 
 

いかがでしたでしょうか?
 
 

練習を重ね、
 
 

習得した技術や体力を
 
 

本番で100パーセント発揮するには
 
 

メンタルトレーニングは欠かせません
 
 

スポーツにおいて
 
 

最も大切なことは
 
 
 
 

継続
 
 
 
 

であると私は考えています。
 
 

毎日の練習に加え、
 
 

このメンタルトレーニングを取り組むことで
 
 

競技者としてのあなたを
 
 
 
 

確実に成長させるでしょう。
 
 
 
 

今後もたくさんの情報や知識、
 
 

技術をWAVEは発信していきますので
 
 

よろしくお願いします!