代表紹介

塩月智博

1989.10.23

担当コース

全般

略歴

・九州ジュニア水泳競技大会 優勝数回
・西日本年齢別選手権水泳大会 優勝
・第27回九州カップ水泳競技大会 優勝
・第30回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会 決勝進出
・第62回国民体育大会男子少年A 決勝進出
・第30回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会 決勝進出
・第55回全九州高等学校水泳競技大会 優勝
・第85回日本学生選手権水泳競技大会 決勝進出(ナショナル(オリンピック準強化指定記録)突破)
・平成19年度全国高等学校総合体育大会 9位

※全国大会出場経験、数十回。
※海外遠征経験多数有り。
※明治大学体育会水泳部にて泳力向上及びトレーニングを積む。

メッセージ

私が水泳に出会ったのは8歳の頃です。
身体が小さく病気がちであった私に両親がすすめてくれたのが水泳でした。
最初、水泳は苦しいだけで楽しくないものだと思っていました。
しかし、転機が訪れたのは9歳の県大会です。苦しい練習を耐え抜いてきた結果、ベストタイムを10秒ほど更新し表彰台に登ることができました。
あの時感じた喜びと達成感は今でも忘れられません。
それから練習に対する意欲や向上心も増えていき、中学3年生で初めての全国大会に出場することができました。

しかし高校に入り、全国大会決勝を目指していた私に初めてのスランプが訪れました。
その頃の私は中学生の頃に出していたタイムでしか泳げなくなり、プールへ向かうことが苦痛でたまりませんでした。
そんな時、私を救ってくれたのが1人のパーソナルコーチでした。
基礎に戻り、ゆっくりと時間をかけマンツーマンでフォームを直していく。これを2週間続けた結果、私のフォームとタイムは見違えるものとなっていたのです。
中学生時代のタイムでしか泳げなかった私がマンツーマンレッスンを受けたことにより、その後の大会で自己ベストを更新、そして目標としていた全国大会決勝も達成することができたのです。
マンツーマンレッスンを初めて知ったのはこの時でした。

そして高校3年時の成績が認められ、私は強豪校である明治大学へ進学することができました。
明治大学では高度な水中メニューだけではなく、様々な陸上トレーニングや大会へ向けてのコンディショニング方法、マインド面においても学ぶことができました。
その成果は、私を日本学生選手権大会での決勝進出、ナショナル(オリンピック準強化指定記録)突破へと導いてくれました。
私がここまでの記録を打ち出すことができたのも、高校3年生の夏に受けたマンツーマンレッスンが大きなきっかけであったと思っています。

そして明治大学を卒業し社会人になり、水泳から離れた生活を送っていたある日のこと。
知人の子供に水泳を教えて欲しいという依頼がきたのです。
不安はありましたが、私はその依頼を受けることにしました。
小学生で競泳者であったその男の子は、速くなりたいがただ練習をこなしているだけという現状。
私はこの男の子に泳力のアドバイスに加え、マインド面や水泳以外の大切なアドバイスをしました。
すると1週間後、男の子の親から1通の電話がありました。「ベストを更新しました!」
私は自分のことのように嬉しく、今まで競泳者として生きてきた中で初めて指導することの喜びを知りました。

泳げるようになることの喜び、大会でベストを出した時の感動、スランプから脱出し更なる成長を遂げた時の達成感、コンプレックスだった身体の目に見える変化、マンツーマンで向き合うことで生まれる集中力の高み。
自分自身水泳を通して経験してきたこの全てを少しでも多くの人に感じてもらいたい、また何かのきっかけにしてもらいたいという強い思いから 『東京個人水泳教室 Wave 』を設立しました。